薄毛を改善するには髪の毛に必要な栄養を補給することが重要

髪の薄毛に悩んでいる人が少なくありませんが、そういう人に限って育毛剤を使いながら偏食しています。

いくら育毛剤を使用していても、肝心の髪に必要な栄養が行き渡らなければ何にもなりません。

髪の成長

髪が成長するのは毛根部にある毛乳頭が毛細血管から栄養を取り込み、髪の毛を生成する毛母細胞に栄養を回して発毛(細胞分裂)を促します。そして、毛母細胞は分裂を繰り返し、増えた細胞が次第に角質化します。この角質化した細胞の集まったものが髪の毛です。

髪に必要な栄養素

髪の生成に必要な主な栄養素はたんぱく質、ミネラル、ビタミンの3種類です。

1.たんぱく質

アミノ酸から形成されるたんぱく質は、人間の身体全体を構築する必須の栄養素です。髪や頭皮も例外ではなく、その成分の90%以上が「ケラチン」というたんぱく質で構成されています。従って、たんぱく質が不足すれば髪が生成できず、抜け毛や薄毛の原因となります。

2.ミネラル

ミネラルは体内に含まれている量は微量ではありますが、身体の健康維持には欠かせない栄養素です。ミネラルの働きには骨や歯などの形成、筋肉の収縮や神経伝達の調節、基礎代謝の調節などがあります。そのミネラルの中で特に髪に関わりの深いのが亜鉛とヨウ素です。

①亜鉛

亜鉛はたんぱく質が胃や腸で分解されてアミノ酸となったものを、再びたんぱく質であるケラチンに合成される際に必要となる成分です。また、抜け毛を誘発する5αリダクターゼという酵素を抑制する作用があることで、抜け毛の解消にも役立ちます。

②ヨウ素

ヨウ素は体の新陳代謝を促す甲状腺ホルモンの原料になります。従って、ヨウ素が欠けると、毛の細胞分裂ができなくなります。

3.ビタミン

ビタミンは他の栄養素と違い、エネルギーや身体の構成成分にはなりません。ただ、様々な生理機能の維持に働きかけたり、エネルギーを作るための糖質や脂質の代謝をサポートしたりします。

ビタミンの中でも、ビタミンAの持つ抗酸化作用は活性酸素による髪の老化を防ぎ、ビタミンBは毛の細胞分裂を促し、ビタミンEは抗酸化作用で毛細血管を守るとともに血流を良くすることで、髪に栄養が行き届きます。

基本は栄養の補給

薄毛の要因には色々ありますが、食生活の乱れが大きな影響を与えていることは間違いがありません。栄養の補給は薄毛を防ぐために非常に大事です。